2009-09-23
福井県・山久漆工を訪問(8月) 2
こちらは山久漆工の本社のエントランスに、飾られていました、
樹液を漆から採取「掻いた・かいた」後の残る、「漆」の木肌です。
一掻きで耳掻き一杯から、小さじ一杯分の「漆」を採り、
4日から8日後に、その傷が乾いたころにふたたび掻く・・・。
という作業が6月からの半年間繰り返されるそうです。
生成され、塗りに使われる、まさに樹液の色をした漆を、
社長自らが、指に取って見せて下さいました!
私たちがもしも同じことをした場合、間違いなく「漆かぶれ」を起こすことでしょう。
現場で「漆」に慣れ親しんだ職人の方々は、もはやかぶれを起こすことも
ないようです。
しかし、基本的に乾いた後の「漆」はかぶれを起こすことはありません。
また、LADY MURASAKI JAPAN のリングの指に直接に
触れる部分は、指なじみを考慮して「漆」を塗りこんでおりませんので
ご安心くださいませ。
間違って触れてしまわわないよう、恐る恐る見せていただいた
この「漆」の入れ物!
チラリと見える、この色!!
LADY MURASAKI JAPAN のジュエリーにとって
大きな意味をもつ「紫色」の中でも、最も高貴な「紫」。
伝統色で「深紫・こきむらさき色」と呼ばれる色漆を
オリジナルで作って頂いたものです。
つづく。
( 珠 )
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