2009-11-05
エボニー
ご無沙汰してしまいました。
スペイン、マジョルカより珠です。
「LMJの輪」を読み、みんなに会いたいという思いが募るばかりの今日この頃。
こちらは先週より冬時間・日本より マイナス8時間になり、
日暮れが早く感じられ、冬の訪れを意識させられます。
町のあちこちでは、早くもクリスマスのイルミネーションが設置され、
スーパーマーケットでは、アドベントカレンダーはじめ、
クリスマス名物のスイーツなどが並べられているのです。
まだ11月になったばかり、秋の季節感をそれなりに味わいたいところ・・、
残念ながら、季節感に乏しいというか、四季の移り変わりの様は違い、
ザックリ、大雑把なスペインの国民性?を感じずにはいられないのです。
(宗教観の違いなのかも。)
さて、私事ですが、この夏に日本に滞在していた際に
家族3人分、3膳のお箸を新調しました。
普段使いのお箸を人様にお見せするなんて、なんだかとても個人的な
ものを見せるようで、恥ずかしい気もするのですが・・。
近年使っていた、鎌倉彫の揃いの華やかで贅沢な感じの塗りもののお箸を、
エボニーに拭き漆の施されたシンプルなものに新調しました。
娘もいつの間にか「エジソンの躾箸」を卒業できていたので!w
・・・「エジソンの躾箸」で食べるものって、同じお料理でも、
美味しく感じられないような気がして抵抗があったのですが、
目標を達成するには手段を選ばず?w 結局、お世話になってしまいました。
しかし、悲しいかな、我が家のスペイン人・成人男性は躾箸に戻る必要があるかも。
エボニーとは黒檀。
硬度の非常に高い木材で、産地や樹齢、部位により色、木目、硬度は
異なるものの、家具、お仏壇、楽器などにも使用される、耐久性の高い木材です。
拭き漆の施されたお箸は、木の色調、重さ、感触が重厚感のある感じで、
木彫の具合も指なじみが良く安定します。
ちなみに箸先が4角形なので滑りずらく、外国人でも扱いやすいようです。w
LADY MURASAKI JAPAN のコレクションのリングには
このエボニーを木地としてリング状に削り成形し、
漆を手塗りで施したものがあります。
私たちのリングになったエボニー!!!という、ご縁から?!
今回、お箸もエボニーを選んでみた訳でした。
日本のみんなは、いったいどんなお箸を普段使いしているんだ?
なんだか知りたくなってきました。
どんな塗り物なんだろうか・・・?
( 珠 )
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