2010-01-17
危険なナルシス・・
珠です。
寒い冬の週末農、ささやかな収穫と素敵な自然からのご褒美がうれしい!!
ナルシス・水仙が、例年通りに元気一杯に荒地に咲き乱れています。
清々しくかわいらしく、なによりその香りの優しい甘さには、
夢見心地になってしまいます。
数々の香水のベースにもなるこの香り、ナルシスの語源はギリシャ神話より。
美少年ナルキッソスは、水に映る自らの姿に恋するように神から罰を与えられたが、
決して報われることのな い恋にやつれ、森の湖のそばで力尽きて死んでしまいます。
そして、可憐な白い水仙(ナルシス)の花に姿を変えたといわれるそう。
この伝承から、水仙のことを欧米ではナルシスと呼び。
ナルシ(シ)スト(ナルシシズム )自己愛という語の語源でもあるそう。
また、ギリシア語で昏睡を意味する語はナルケで、
ナルシス・水仙にはアルカロイド 系(麻酔系)の物質が含まれているそう。
その香りに夢見心地になるのは、本当に危険なのかもしれない!?
切って家に持ち帰り、ほぼそのままの状態で飾りました。
危なく遠くに持っていかれそうになってしまう、この香りが部屋の中に
香っているのは、とても幸せです。
収穫は、青梗菜、大根、かぶ、コリアンダー。
すべて、マジョルカの敬愛する先輩、ゆうこさんが分けて下さった種のもの。
鶏たちは寒いこの時期は卵をほとんど産まず、
雄雌あわせ80羽ほども走り回っているのに、見つかったのはたったの3個のみ。
初めて採れたかぶのきめ細やかさと香り、甘みに、感激し、
もっと大きく美味しいかぶが出来ないかなぁ・・。と思う。
京都のかぶらがどうしても食べたくなってしまって、やるせないです。
・・・素敵なお花の話を書きたいと思ったのに・・かぶら。
( 珠 )
2010-01-14
寒中お見舞い申し上げます。
珠です。
大晦日の「行く年来る年」の中継で、日本のどこかのお寺のお坊さまたちが
ふんどし1本で、大雪の下、冷水をかぶる映像にびっくり!
( 特に娘がふんどしに祖父を思い出し・・反応しました。失礼。)
日本の冬というものを、スペイン人たちに見せてやろう!!と、
思わずカメラにおさめ、遠方の寒々とした大気を想像したのも束の間、
こちらにも大寒波がやってきました。
寒いです・・。
ビーチリゾートの印象が強いようで、年間を通じて暖かい島と思われている方が
多いようなのですが、ここマジョルカ島の山間部にも雪が積もるほどです。
雪だるまを作ってみたら、
「キテレツ大百科」のコロ助似になってしまいました。
みなさま、暖かくしてお過ごしくださいませ。
( 珠 )
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